何が分からないかが分からない

【メルマガ第035号】 

『何が分からないかが分からない』

 

一つの事柄を見てもその人の経験で感じることが違います。

 

特にまだ基礎レベル(技術的なことは分かっていても、経営に関して)

の人は、「何が分からないかが分からない」と言う人も多い。

 

たとえば、どんなにおいしい料理を作れても経営のことが分かるかどうかは

別です。

 

特に材料にこだわれば原価率が高くなりますから、粗利益は少なくなります。

 

そうしますと、かなりの売り上げがないとお店は成り立ちません。

 

毎日12時間以上も働き、利益がわずかで資金繰りに苦しんでいる人を

知っていますが、そのお店は行列が絶えません。

 

おそらく、その人はお店を始めるときに原価率がいくらで、家賃、人件費、

水道光熱費がどのくらいかかるか計算をしていないと思います。

 

事前の予想と実際では違いがありますが、最低限のシュミュレーションを

していれば、大きく違うことはありません。

 

自分の修業したお店と同様のことをしているのではないでしょうか。

 

立地、顧客、商圏、ライバル店など修業したお店と同じではありません。

 

ですから、その違いを考えなければいけないのです。(経営の知識が必要)

 

また、何年も修業をして技術を覚えることはできても、総務、経理などの

経営に関する知識は自分で意識して勉強をしませんと分かりません。

 

自然に身につくものではないのです。

 

将来独立したいと考えている人は、本屋さんに行き自分の業種の簡単な

経営の本を購入し、じっくり読みましょう。

 

このことは、大企業に勤めていた人も同じです。

 

そして、分らないことがある時は、自分の周りで分かる人を探し、何でも

相談して理解できるように努めましょう。

 

そのような基礎的な知識がありませんと、実際に独立し経営に携わっても

上手くいきません。

 

それから積極的に外部のセミナーに参加して勉強しましょう。

 

私たち税理士も税理士会の認定研修というものがあり、勉強しています。

やはり、一生勉強なのです。(認定研修以外の勉強もしています)

 

私で分かることがあれば、お力になります。

 

一緒に勉強しましょう。

 

(2010.06.20更新)