勝って兜の緒を締めよ

【メルマガ第020号】

 

『勝って兜の緒を締めよ』

 

敵や競争に勝っても、油断しないで注意しなさいという意味だと理解して

いますが、本当に大事です。

 

私は長く税理士をやっていますが、この『勝って兜の緒を締めよ』という

ことが、どれだけ大切なことか。

 

どのような会社でも、長い間には良い時も悪い時もあります。

 

しかし、経営がうまくいき大きな利益をあげた後に、経営危機になったり

する例が多いのです。

 

私のブログでも書きましたが、絶頂の跡が危ないのです。

 

昨年、衆議院選挙において民主党が大勝し政権が交代しましたが、

もし、自民党がその前の衆議院選挙で辛勝していたら、結果は違って

いたかも知れません。

 

石橋を叩いて渡るような慎重な対応をしたのではないでしょうか。

 

やはり、安定多数を持っていましたから、強引な議会運営も見られました。

 

議席数では小選挙区の影響もあって大勝しましたが、得票数では僅差だった

のですから、慎重な対応が必要だったと思います。

 

同様に、大きな利益を上げた時に経営者の中には、勘違いする人がいます。

 

どうして大きな利益を上げたか、冷静に分析しなければなりません。

 

たまたま大きな利益がでたのかも知れないのです。

 

そして、大きな利益が出るのであればライバル企業が進出するのは、

世の常です。

 

ですから、油断してはいけないのです。

 

たとえば、ビール業界ですが、キリンビールとアサヒビールが猛烈な

トップ争いをしています。

 

アサヒビールがスーパードライの大ヒットでトップになった時に、

鮮度が命と工場で生産してから消費者に届くまでの日時の短縮を

したのは記憶に新しいことです。

 

トップ企業は、トップの地位を守るために、これでもかこれでもかと

次の手を打っています。

 

一緒に経営の勉強をしましょう。

今後とも、よろしくお願いいたします。

 

(2010.02.01配信、2010.03.03公開)